TOP希望の灯情報不足が未来を狂わせる――歴史とナフサ問題から学ぶ判断力

2026年05月23日 土曜日 情報不足が未来を狂わせる――歴史とナフサ問題から学ぶ判断力     ( 希望の灯 )

どうもどうも塾長の鈴木です♪


もう早速本日も


15時半より塾生さんが自習に来ております!拍手!


さて、本日は


歴史と現在のニュースから学ぶ


「情報を正しくつかむ力」 について。



唐突ですが・・・


第二次世界大戦末期、1945年2月のヤルタ会談


ソ連は「ドイツ降伏後2〜3か月以内に対日参戦する」


ことを約束していました。(1941年に結んだ日ソ中立条約の破棄


日本はその事実を知らないまま


日ソ中立条約 を頼りに


ソ連が和平の仲介をしてくれるかもしれないと期待していました。



しかしながら


実際には


ソ連はすでにアメリカ・イギリスと約束を交わし


日本と戦う準備を進めていました。




そのような中


アメリカは、1945年7月にニューメキシコ州で


原爆実験に成功しました。


5月8日にドイツが敗戦し、ソ連参戦が迫る中



アメリカは


8月6日に広島へ


ウラン型原爆リトルボーイ


8月9日に長崎(新潟・下関案もあった)へ


プルトニウム型原爆ファットマン


を投下しました。



原爆投下の理由は


「日本を早く降伏させるため」


と説明されましたが(無条件降伏をせまるポツダム宣言を日本は拒否していたため)


同時に


戦後の日本や東アジアでソ連の影響力が強まる前に


アメリカ主導で戦争を終わらせたい


という外交的意図
もあったと考えられているようです。



ここで考えたいのは


当時の日本の情報不足です。


世界はすでに


戦後の形をどうするかをめぐって動いていました。


ところが日本は


「ソ連が何とかしてくれるかもしれない」


「まだ有利な条件を引き出せるかもしれない」


と考え


現実を正確に見ることができませんでした・・・


これは、戦力だけの問題ではありません。


情報を集める力


情報を読み取る力


都合の悪い情報から逃げない力




それらの不足が、判断を大きく誤らせたのです。


以上の話は中3塾生さんたちには必ず話すようにしています。



そしてこれは、昔の日本だけの話ではありません。



日本では現在


「ナフサ問題」が大きな?話題となっています。



ナフサとは以前もお伝えしましたが


原油を蒸留精製する際にできるプラスチック、合成繊維、包装材、接着剤、インク


電線被膜、医療用品等のもとになる大切な原料です。



つまりナフサが不足したり


価格が上がったりすると


ガソリンだけでなく


食品包装、レジ袋、文房具、建材、印刷物、薬の容器、日用品


また各種インフラ含め


私たちの生活のありとあらゆるところに影響が出ます。



ここで大切なのは、ただ不安になることではありません。



「政府が大丈夫と言っているから、何も考えなくてよい」


これも違います。


「もう日本は終わりだ」と不安だけで騒ぐこと


これも違います。




大切なのは事実を見ること


です。



何が不足しているのか

何は確保されているのか

どこに影響が出やすいのか

自分たちの生活や仕事に、どのようにつながるのか



このように


情報を正しく見て、冷静に判断することが大切です。



これは学習もまったく同じです。


勉強しなくてもたぶん大丈夫」


「その場でやれば何とかなる」


「まだ時間があるし」




そう思っているだけでは現実は変わりません。


自分がどこを分かっていないのか

どの単語を覚えていないのか

どの計算で間違えるのか

どの教科の準備が遅れているのか



この「自分自身の情報」を正しく見ることも成績を上げる


1つの要素となります。



歴史の失敗も


現在のナフサ問題も


私たちに同じことを教えています。



情報不足は、判断ミスにつながる

希望的観測は、危険を見えなくする

現実を見た人だけが、次の一手を打てる




塾生さんたちには


ニュースをみて


「なぜそうなるのか」


「自分にどう関係するのか」


を考えられる人になって欲しいと思います。




そして学習でも


自分の弱点から逃げず、今の状況を正しく見て


次に何をすべきかを考えて欲しい


と思っています。



歴史を学ぶ意味は、年号を覚えることだけではありません。


ニュースを見る意味も、安心または不安になることだけでもありません。


過去と現在から学び


未来の判断に活かすこと


その力をつけていくことが


実は当塾のレゾンデートル(存在意義)である(ありたい)のです。

 

 

希望塾

電 話

048-577-4322

受付時間

15:30〜21:40

定休日・備考

日曜日

住 所

〒364-0003

埼玉県北本市古市場3−143

交 通

JR高崎線北本駅 徒歩22分

ページトップへ